ご飯を食べるように夢が叶う！？
今回の記事に関しては私がよく読んでいる「苫米地英人」さんの本の中に何度も何度も出てきた話を自分なりに紹介してみました。わかりやすいようにしたつもりが逆にわかりづらくなってしまった可能性もあるので、もし興味がある方は実際に読んでみるのをお勧めします。より多角的に理解することができると思います。
また今回は主に原理のみの解説にしました。理由としては、中途半端な理解では逆に危ない可能性もあるので、あくまでこんな仕組みがあるのかもしれない程度に読んでみてください。
アマゾンのリンクも一番下に貼っておきますので、ぜひ活用してみてください。
こんにちは！神田誠人です！
本日のお題は…
ご飯を食べるように夢が叶う
という話です笑
だいぶ怪しい話のように聞こえてしまうかもしれませんが
ご飯を食べること
と
夢が叶うこと
の原理がわかれば、それが同じ理屈で説明が付くということがわかると思います。
ではみなさんにも馴染みのある「ご飯を食べること」からその原理を説明していきます。
そもそも我々はなぜご飯を食べるのでしょうか？
それは当然お腹が空いたからであったり、純粋においしいものを食べたいからであったり、栄養を計算してこれこれが必要だから…等々人それぞれの理由があると思います。
しかし、少なくともすべてにおいて言えることは
「本人が食べたいという意思を持っている。」ということです。
これに関しては頭の中のレベルではもしかしたら実感がない方もいるかもしれませんが、お腹が空くという現象は体が栄養を欲しているサインとして現れます。
この時、体ではどのようなことが起きているのでしょうか？
私たちの体には恒常性維持機能（以下ホメオスタシスと呼ぶ）、つまり、現状の体の状態を常に維持しようとする機能が備わっています。
このホメオスタシスの働きによって、私たちは栄養が不足していると、その分を補うために栄養を取り入れようと脳に働きかけ、私たちをご飯が食べたい状態にさせるのです。
これをまとめてみます。
体の中で栄養が不足する。(コンフォートゾーンから外れる。)
↓
ホメオスタシスの働きで栄養を補充しようというゴールが頭の中に設定される。
↓
ゴールの達成に向けて、体がご飯を食べたい状態にする。
↓
ご飯が食べたくなったので、ご飯を食べられるような行動をとる。
実は私たちは普段無意識のうちにこのような処理を脳の中で行っています。
ここで注目していただきたいのは、ゴールの設定が先にあるということです。
ゴールの設定というのは、未来の時間軸に自分がどのような状態になっていたいのかというものを設定することを言います。
今回のご飯を食べることの例で言えば、体に栄養を補充することがゴールです。
これによって未来の時間軸上にゴールが現れたことによって、私たちは現在の行動に影響を与え、自然とそれを達成するように行動が変わっていくのです。（達成される確率が高くなる行動をとるようになる。）
以上がご飯を食べることの原理です。
現代では飽食の時代と言われているので、実感はわきづらいと思いますが、まだ人類が狩猟などをしていた頃を想像してみてください。
単に食べたいという欲求を満たすのにも命がけだった頃というのは、ご飯を食べて栄養を補充したいということが、生き延びたいということと直結していた時代です。
もちろんこれもホメオスタシスの働きです。
その頃の人たちの脳内には生き延びたいというゴールが設定された結果、狩りで命を落とすかもしれないリスクをおってでもそれを実現させるために日々必死だったことでしょう。
言ってしまえば、ホメオスタシスとはそれほどにも強力に私たちに働きかけてくるということです。
もうここまで説明してしまえば、ご飯を食べることと、夢を叶えることが同じ原理で説明できるという意味が分かった人もいるのではないでしょうか？
そうです。
ゴール設定とホメオスタシスの働きをうまく利用すれば、ご飯を食べたくなったから食べるように、夢を叶えたくなったから、叶えるということが可能になるのです。
ではその具体的な原理も説明していきます。
まずその前にコンフォートゾーンという概念について解説しておきます。
このコンフォートゾーンとは「私たちが快適であると感じるゾーン（振れ幅のある領域）」のことです。
上のご飯を食べる例で言えば栄養十分で元気に活動できる状態のことです。
これは生命維持に関するコンフォートゾーンです。
そして、私たちはこのコンフォートゾーンの外に出てしまうと、居心地が悪くなるため必ず元のコンフォートゾーンに戻るような行動をとろうとします。
つまり、ご飯を食べることの例であげたように、栄養不足という体にとってコンフォートゾーンの外側にいる状態は居心地が悪いので、ご飯を食べたい状態に体を誘導し、そして、実際にご飯を食べて栄養を補給しようとするのです。
このコンフォートゾーンを維持しようとする力がホメオスタシスであり、ホメオスタシスの働きで私たちは常にコンフォートゾーンの中に居続けようとするのです。
そして、私たちはこのコンフォートゾーンというものを「情報空間の中」にも持っているのです。
情報空間とは頭の中で考えている（無意識も含む）すべての情報といってもいいでしょう。
そして、自分の自我が維持しようする空間の全てが情報空間のコンフォートゾーンです。
具体的には、収入などのコンフォートゾーンはまさしく情報空間であり、どれくらいの収入が心地よいと感じるかがその人の収入に対するコンフォートゾーンですし、高級車に乗っていると心地がよいなども趣味の情報空間のコンフォートゾーンです。
そして、この情報空間のコンフォートゾーンでもやはりホメオスタシスが働きます。
例えば、ブログで毎月１００万円稼ぐことがコンフォートゾーンの人にとって、今月の稼ぎがいつもの半分の５０万円だと心地悪い気持ちになるはずです。
するとその人はどうなるかというと、必ずコンフォートゾーンに戻るように来月は１５０万円稼いでしまうのです。
これはまさしく、ご飯を食べる例であげたところのお腹が空いている状態が嫌なのでご飯を食べたということとまったく同じ理屈が働いているのです。
このようにして私たちは常にコンフォートゾーンの中に居続けようとします。
実はこれを逆手にとって夢を叶える方法として利用することができるのです。
その方法は
まずゴールを設定します。これは必ず現状の外側にあり、より抽象度の高いゴールにしてください。(詳しくは苫米地英人さんの本を読んでください。ここを失敗すると本当に危ないです。)
そして、その夢を叶えた時のコンフォートゾーンがあたかも今現在もコンフォートゾーンであるかのように臨場感を高めていきます。
この臨場感を高める際に主語を「私」として現在形を使用し言葉で表してみるのも効果的です。語尾はかならず言い切りの形にします。「～したい。」「～できたらいいな。」ではいけません。また、その時どんな感情でいるのかも入れてみるとより臨場感は上がります。
例えば、「私は年収１０００万円稼いでいて心地よい」でもいいですし、もっと抽象度の高い夢なら、「私はすべての人々に価値ある情報を提供し、それによってすべての人が毎日いきいきと暮らしているのが誇らしい」などでもかまいません。
そうすることでそのゴールを達成した時の臨場感が強ければ強いほど、私たちはその状態がコンフォートゾーンになり、コンフォートゾーンが移行すればあとは勝手に夢を叶える方法が見えてくるようになるのです。
このゴールの臨場感を強める方法などに関してはアファメーションという技術がありますが、これは苫米地英人さんの本を実際に読んでみるのをお勧めします。（上で説明した方法もアファメーションの一部です。）
と以上が夢を叶える方法ですが、やはり専門家ではないのでうまく説明しきれませんでした。
少しでもわかりやすく伝わっていたらうれしく思います。
実は記事の中に私自身のゴールを達成した時のコンフォートゾーンをさりげなく入れてみました。
「私はすべての人々に価値ある情報を提供し、それによってすべての人が毎日いきいきと暮らしているのが誇らしい。」
この情報発信をきっかけに色んな人に様々な気付きを与えられたらと思って記事を書いています。
まだまだ未熟者ですが、みなさんのためになる記事をこれからも書いていくのでどうかよろしくお願いします。
では今回は以上です！
苫米地英人さんのおすすめ図書
「言葉」があなたの人生を決める 著者 苫米地英人
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